Chrome Hearts SBT Band Ring

Chrome Hearts

クロムハーツの中でも比較的、細いリングではあるがデザイン的に充分に目を惹く、クロムハーツらしさが詰まったアイテム。

そんなSBTバンドリングをSIGMA dp3 QUATTROに覗かせて紹介していこう。

SBTバンドリング

クロムハーツのアイコン的なクロスと、波のような、フローラルのようなデザインが特徴的だ。

シンプルな服装からアルチザン的な服装にまで対応でき、控えめだけどシッカリ主張するリングはどんなシーンにだって静かで細やかなクロムハーツを感じさせてくれる。

細い割に、シッカリと重いし、絶妙な内側から外側にかけてのRのラインにより着用にストレスも感じない。

SBTの意味

SBTの意味はオフィシャルで発表されている形跡は見当たらなかったので、私の予想になるが、クロムハーツは、SBTイニシアチブに参加していて、認定を受けているのだろう。

SBTとは、「Science Based Targets」の頭文字をとった略で、日本語では「科学的根拠に基づく目標」などと言う。 

企業が設定する温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定の目標に整合するか認定する。

認定される事で企業としての信用が得られるようになり、広い範囲で更なる飛躍に期待ができる。

ちなみに、エルメスは、SBTイニシアチブに参加していて、クロムハーツ同様、”エルメス SBT オードワレ”と言う香水を発売している。

グッチ、サンローラン、クリスチャンディオールなど、誰もが知るハイブランドがSBTイニシアチブの認定を受けている事から、クロムハーツも認定を受けている事は有り得るだろう、と考えている。

昨今、地球温暖化などの環境問題が話題となっており、アパレル業界も問題の中心となっている事は確かだ。

特に、ファストファッションブランドの工場の有様はヒドいもので、環境問題にとって大きな問題となっているところから考えても、有名ブランドが今後、アパレル業界で生き残って行くためには、SBTイニシアチブの認定を受けているという事が必要とされるのだろう。

製造者もそうだけど、消費者もそう

環境汚染を生み出しているのは製造者側と思われがちだが、もちろん購入者が居なければ製造はしないので、製造者もそうだし、消費者も消費者でそうなのだ。

流行りの模造品を大量生産し続けるファストファッションの商品を長年かけて着用している人を見たことがない。

今期の満足を得るような買い物をしない私にとっては不思議な光景である。

実際に、ファストファッションブランドの商品を手に取り、見ても縫製や生地感には到底満足できず、購入までに至らない。

Rick OwensやMartin Margiela、yohji yamamotoなど、モードファッションの本物に触れてみると差がわかりやすいだろう。

ただ、個人的に良いと思ったものは買うし、着続けるだろうし、実際に私は主にインナーではあるが、UNIQLOには大変お世話になっている。

バンドリングとは

バンドリングとは、ふたつ以上のリングを組み合わせ、ひとつのセットとして提供するサービスだ。

いわゆる、重ね付けを目的としたリングとなる。

しかし、SBTバンドリングは、シンプルにひとつだけでも、なんならネックレスにしても充分に映える。

メンズやレディースの垣根も超え、ファッションとしてもマリッジリングとしても着用できる事から幅広く対応できるリングだ。

ネックレスとしても

ネックレスにする事で、よりモード感を感じることができる。

頑張ればブレスにだってできるし、例え飽きたとしても、趣向が変わったとしても色々と工夫次第で長く付き合えそうだ。

外側の面にだけ細工がされているわけでは無く、横から見ても上から見ても下から見ても立体的な細工が見えるのでネックレスにしても違和感が無いのだろう。

ディティールとアイデア

細いリングの中にデザイン性と実用性を感じることができるSBTバンドリングはクロムハーツ独特のディティールを感じることができる。

角があるデザインでは無く、随所に丸みを感じられ、ハードな印象を消している。

クロムハーツがハードなイメージのバイカー向けに始まったブランドと思えない丸みを帯びたフォルムとデザインだが、実用性の部分で、バイカーブランドだな、とも感じられる。

内側から外側にかけての緩やかなRのラインがバイクのグリップを握る時にストレスになりにくいよう工夫されている。

そんな細かな部分に職人的な技術や着用者への気配りを感じさせられ、クロムハーツが人気な理由に納得できる。

いばらの冠をかけられたイエスキリスト

私はイエスキリストを人として尊敬している。

キリスト教に入会しているわけでもなく、キリスト教徒でも無いが、聖書は読んだことがあるし、イエスキリスト絡みの映画はほとんど観ているはずだ。

そんなイエスキリストに関する作品に触れる中で、イエスキリストの人としての魅力を感じたのだ。

そんなイエスキリストは十字架にかけられ最後を迎える。

ゴルゴダの丘を十字架を背負い歩くイエスキリストの頭にはいばらの冠。

そのいばらの冠を彷彿とさせたのが、SBTバンドリングだ。

無理矢理のこじ付けかもしれないが、自分の中でイエスキリストを尊敬し始めた時にSBTバンドリングと出会ったから、もう、それにしか見えなかったのだ。

SIGMA dp3 QUATTRO

モノクロを撮らせたらLEICAを超える勢いを感じさせてくれるコンデジカメラ。

グレーから黒の間の名も無き色を拾うことで深みのあるモノクロを再現する。

その上、明暗もハッキリしているため、写真の中に立体感が生まれ、時には肉眼をも超える。

今回の記事では、モノクロの設定で撮影し、スマホでシャドウ、シャープ、を少し触っただけ。

私はカメラ初心者であり、人生初カメラがこいつだ。

クセの強いカメラとしても有名だが、クセと仲良くなるのは難しくはなく、満足している。

今回、撮影で使ったものは以下だ。

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