Chrome Hearts Large Cross With Bale

Chrome Hearts

キリスト教を象徴する十字架でありながらもクロムハーツ独特のデザイン性によりファッションへと完全に落とし込んでいる。

ライカ超えのモノクロと言われるカメラ、SIGMA dp3 QUATTROのレンズを通して私のクロムハーツコレクションの一つであるラージクロスを紹介していこう。

Chrome Hearts Large Cross

縦7.6cm×横4.9cm×厚さ4cm程と、トップは大きいものの、シンプルなデザインによって下品さは感じられず、上品に佇んでいる。

直線で描くクロスではなく、交差点から先端にかけて描く曲線と三又は、今でこそ当たり前の形となったものの、世に出た当時は新しいクロスのデザインだったであろう。

他でもないLarge Crossを購入した理由

購入前はスモールクロスと悩んでいたが、実際、店舗で実物を見た時にラージクロスで即決した。

ラージクロスで決定した理由は二つある。

一つ目はスモールクロスに味が出てきた時と、ラージクロスに味が出てきた時を想像してスモールでは物足りないと感じたからだ。

二つ目の理由は全体バランス、トータルコーディネートを想像して選ぶに至った。

コートを着用することが多かったからだ。

ロン毛、ハット、ロングコート、白シャツの上にループタイのように長めに調整した革紐にラージクロスがたまらなくカッコいい。そして怪しい。

トップだけを見ると、目立ちすぎて、浮く気がするものの、全体のコーディネートでバランスを取りに行く形だ。

が、しかし、それは私がそう思っているだけで街を歩いていたらバランスが悪いように見られているかもしれない。

他人の目を気にしない人には、スモールクロスよりもラージクロスをオススメする。

Large Crossの魅力

シンプルでありながらも使い込むことによって、燻んだ部分と、まだ燻んでいない部分がメリハリを生み、光と影を演出する。

シンプルで長く使って育て経年変化を見る楽しみは、日本人独特の侘び寂びに近い感覚をも感じることができるだろう。

ピカピカに磨いて着用するよりも、燻んで静かに佇むラージクロスが好きなので一度も磨いていない。

SIGMA dp3 QUATTOROのレンズを通し、映し出すことで全く違った表情を見せる。

肉眼で見るよりも理想的な表情を浮かべるラージクロスに更に愛着が湧く。

決して派手さは無いと感じているので、何歳になっても着用できるアイテムだと個人的には感じている。

2015年に購入したが、それからは、他のネックレスを購入していないことを考えると高い買い物と感じない。

Large Crossへの拘り

一度も磨くことなく、鈍く輝くラージクロスを完成させつつある。

シルバーチェーンで合わせるよりも革紐で合わせている理由は、ほぼ毎日、黒を基調としたコーディネートなので、あえてトップだけを浮かせるためだ。

ネックレスとして浮かせるのではなく、ラージクロスのみを浮かせることでゴチャゴチャ感を極力消している。

ペーパーチェーンと合わせる人が多いみたいだが、あれは私の服装には合わないし、私らしさを感じない。

あくまでもさりげなく、全体のバランスが取れていて、馴染んでいる、元からそこにあったような違和感の無さを意識している。

Large Cross コーデイメージ

Paul Harndenのコートは私が所有する数少ない冬物アウター。

アルチザン系ブランドと言われるポールハーデンのコートとクロムハーツとの相性も悪くはない。

何よりも光と影の演出が得意なSIGMAが凄いことを感じさせられている。

怪しさ満開のコーデは人を寄せ付けないが、ミステリアスと言うと魅力的だ。

Chrome Hearts

クロムハーツは、アメリカ人のリチャード・スターク氏により1988年に設立された。

シルバーアクセサリーやレザーアイテムをバイカーに向けて作っていた事がキッカケでブランドがスタートした。

と言っても、バイカーブランドとして確立しているわけではなく、モード、ストリート、アメカジ、など幅広いジャンルから支持を受け、国内外共に多くの有名人がクロムハーツを認めている。

今もなお、ハンドメイドで作成しているので決して安くはないが、一つくらいは持っておきたいシルバージュエリーブランド。

初めて買ったシルバージュエリーブランドがクロムハーツだとすると、デフォルトがクロムハーツのクオリティーになるので、今後、変なシルバージュエリーを買う必要がなくなり、長い目で見れば、無駄な買い物が減り、安い買い物にだってなる可能性がある。

多くの人が認めるクロムハーツではあるが “つけている人が多いから” という理由だけで避けるのは勿体無い。

重さとハンドメイドならではのクセ、時間と共に育っていく燻し。

光と影のコントラストが非常に良く出てくるのでクセになるだろう。

しかし、ハマるりすぎるのは危険だ。

購入時の注意点

ラージクロスは偽物も多く出回っているので、変なところからの購入は避けるか、念入りに本物かどうかを確認したほうがいい。

ギャランティやレシート、インボイス、販売証明書などが単体で売られているケースもあり、偽物の商品に、コピーされたインボイスをつけて販売している人も見受けられる。

特に、フリマやオークション等での購入はなるべく避けることをお勧めします。

本物として購入した犠牲者が、本物ということで販売しているケースが多々見られる。

安くで手に入るのなら、中古買取ショップが買うでしょう。

フリマなどで中古商品を買ってトラブルになるくらいなら、最悪の場合、返品が可能な楽天市場かヤフーショッピングで中古のものを買うといいでしょう。

それにしてもラージクロスは人気商品のため、中古ショップにも偽物が出回ってしまうくらい、本物と偽物の差が無いそう。

もう、本物と偽物の区別がつかないならどっちでも良くね?って思っちゃいますね。

SIGMA dp3 QUATTRO

モノクロを撮らせたらLEICAを超える勢いを感じさせてくれるコンデジカメラ。

グレーから黒の間の名も無き色を拾うことで深みのあるモノクロを再現する。

その上、明暗もハッキリしているため、写真の中に立体感が生まれ、時には肉眼をも超える。

今回の記事では、モノクロの設定で撮影し、スマホでシャドウ、シャープ、を少し触っただけ。

私はカメラ初心者であり、人生初カメラがこいつだ。

クセの強いカメラとしても有名だが、クセと仲良くなるのは難しくはなく、満足している。

今回、撮影で使ったものは以下だ。

光の加減をコントロールするために使用

手ぶれを極限に抑えるために使用

これはトニカク安かったので、カメラを買う際に購入し室内用として使用

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